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低周波治療器とEMSの違い

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低周波治療器とEMSの違い

更新日:2024-12-11

「低周波治療器」と「EMS」は、どちらも電気刺激により筋肉を動かす器械のことですが、どんな違いがあるのか疑問を持つ方も多いでしょう。

まず理解しておきたいのが、低周波治療器とEMSは原理は同じ物で、違いは医療機器の認証を取っているかどうかです。
そして、低周波治療器とEMSでは、保険請求の否可や使用目的の制限に違いがあります。

今回は、低周波治療器とEMSにはどんな違いがあるのかについてご紹介します。


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1.低周波治療器とEMSの違い

低周波治療器とEMSの違いは「医療認可を取得しているか、していないか」

EMSの中で医療認可を取得し、医療機器となった製品は「低周波治療器」と呼び名が変わります。

低周波治療器と呼ばれることから「低周波治療器=低周波の器械」と思う方もいますが、中周波を使用していようと高周波を使用していようと、医療認可を取得すると名称が「低周波治療器」に変わります。

  低周波治療器 EMS
医療認可 ×
診療方法 保険診療 自費診療
使用施設 保険診療を行っている施設 整体やジム、エステなど
使用目的 治療目的 筋トレやダイエットなど幅広い目的

低周波治療器とEMSの違い①
保険内での診療なのか、自費診療なのか

低周波治療器は医療認可を取得しているので、保険診療での使用が可能です。
そのため、電療としての請求ができ病院や整骨院などの保険診療ができる施設での使用が可能です。

EMSは医療機器ではないため、保険診療には使用できなく、自費診療のみでの使用となります。
そのため、整体院やエステサロン、スポーツジムなど幅広い施設で使用が可能です。

低周波治療器とEMSの違い②
低周波治療器の場合、使用目的が限定される

低周波治療器は医療認可を取得しているので、疼痛緩和といった治療目的での使用しかできません。

EMSは医療認可を受けていないので、低周波治療器のような規制がかかりません。
治療効果の向上目的や、筋肉の引き締め目的、トレーニング目的など、幅広い目的で使用ができます。 


2.低周波治療器とは

低周波治療器は、患部の表面から通電を行い、筋肉や神経の痛みを和らげるために使われる医療機器です。

名前の通り「低周波」と呼ばれる低い周波数のパルス電流に、神経や筋肉が反応する人間の性質を利用した医療機器で、体の表面につけた電極を通じて、皮膚の表面から通電します。
電気刺激を用いて、筋肉を収縮・弛緩させることで血行を促進し、痛みの軽減やコリの解消を図ります。

低周波治療器の仕組み

低周波治療器は、専用の電極パッドを体の痛い部分や凝り固まった筋肉に貼り付け、そこに電気刺激を送ります。
電気が流れると筋肉が「ピクッ」と動きますが、これは意図的に筋肉を運動させている状態です。
筋肉が動くことで血液の流れが改善され、老廃物が排出されやすくなります。例えば、水道のホースにたまった水を手で押し出すように、筋肉も電気刺激によって動かすことで、血液やリンパの流れがスムーズになります。

低周波って何?

「低周波」とは、周波数が0.1~1000Hz(ヘルツ)程度のゆっくりとした電気の波のことです。
例えば、川に浮かぶボートがゆっくりと波に揺られるイメージです。このゆっくりとした刺激が体に伝わり、筋肉を程よく動かします。

低周波治療器にはどんな効果があるの?

痛みがある場所に低周波の電流を流すと、痛みを伝達する機能に働きかけて「脳に痛みを伝えにくくする」効果があります。
筋肉が電流により弛緩し、血液が送り込まれるようになることで、老廃物を含む血液が送り出され、繰り返すことで血行が促進されます。

  • 筋肉のコリや痛みの軽減:長時間のデスクワークで肩が凝った時、低周波治療器で電気刺激を与えると筋肉がほぐれ、緊張が和らぎます。
  • 血行促進:運動不足や冷えなどで血流が悪い時も、筋肉を刺激することで血の巡りが良くなります。
  • 神経痛の緩和:神経が圧迫されて痛みが出ている場合、低周波刺激が痛みを和らげる助けになります。

3.EMSとは

EMSは、「Electrical Muscle Stimulation」の略で、電気の力を使って筋肉を動かすトレーニング機器です。
筋肉を効率よく鍛えたり、リハビリに活用したりするために使われます。

例えるならば「自動トレーニング装置」です。普通の筋トレでは、自分で体を動かして筋肉を鍛えますが、EMSはあなたの代わりに筋肉を動かしてくれます。手動で車を押して動かす代わりに、エンジンの力でスムーズに動かすようなイメージです。

EMSは全て同じものと思われる方が多いですが、低周波、中周波(干渉波)、高周波の3つの周波数帯に大別され、周波数帯によって効果が異なります。

EMSマシンの仕組み

私たちの筋肉は、脳からの指令が神経を通じて伝わり動いています。EMSは、この指令の代わりに電気刺激を直接筋肉に送ることで、筋肉を動かします。
例えば、電気信号が「動け!」という命令書のような役割を果たし、その命令に従って筋肉が勝手に収縮と弛緩を繰り返します。

EMSにはどんな効果があるの?

  • 筋力トレーニング:運動が苦手な人でも、EMSを使えば自動的に筋肉を鍛えられます。
  • リハビリ:ケガや病気で自力で動かしにくい筋肉も、EMSで動かすことで筋力低下を防ぐサポートができます。
  • 引き締めやシェイプアップ:筋肉を動かすことで脂肪燃焼を助け、気になる部位の引き締めにも役立ちます。
  • 血行促進:電気刺激で筋肉が動くと、ポンプのように血液の流れが良くなり、肩こりやむくみの改善が期待できます。

市販のEMSの多くは低周波

私たちが、TVの通販番組や家電量販店、ECサイトで目にする物の多くは、低周波のEMSです。
理由は大量生産がしやすく、安価で作れる(販売できる)ことが多いからです。

市販のEMSの多くは低周波

EMS機能がよりパワーアップした
業務用EMS「コアレ ライボ」

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「皮膚刺激の軽減」「筋収縮力の強化」「収縮範囲の拡大」が強化されたことで、従来のEMSでは物足りなくなっているお客様もご満足いただける仕上がりにリニューアル。
1度に2人同時に施術ができるため、稼働率を上げ、売上アップに貢献します。

4.治療院におけるEMS導入のメリット

EMS導入のメリット

EMSは、施術者の手をかけずに自費売上の確保が可能な点が、1番のメリットとして挙げられます。

例えば、手技施術のみでの自費診療を行っている場合、予約枠が埋まっていて物理的に予約枠を増やせない場合でも、EMSを施術しながら、隣のベッドで手技を行うことが可能です。「手技+EMS」でのメニュー作りもできるので、単価アップや稼働率アップに繋がります。

痛み治療で通院されている患者様には、治療終了後の再発予防としてEMSトレーニングによる筋力強化を取り入れることがおすすめです。

EMSを活用し、LTVの増進に活かしてみてはいかがでしょうか。

LTVとは?
Life Time Valueの略。顧客生涯価値を意味します。
LTVは顧客がサービスを使ううえで、生涯合計でどのくらいの額を使うかの指標です。長期間継続して購入(利用)する顧客ほど、LTVが高いといえます。


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5.まとめ

低周波治療器とEMSの違いについてご紹介しました。
機器導入をする際には、どのような目的で導入するのかをしっかり決めておくことで必要な機器を選ぶことができます。

EMS導入やEMSを活用した自費診療についてご相談等がある方は、「業務用EMSコアレライボ」のモン・スターズにお気軽にお問い合わせください!

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監修:コアラボ編集部

監修:コアラボ編集部

この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。

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