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【EMS】低周波、中周波、高周波 それぞれの違いを知ろう!

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【EMS】低周波、中周波、高周波 それぞれの違いを知ろう!

更新日:2024-04-12

EMSは「インナーマッスルを鍛える機械」として認知されていますが、EMSの周波数帯は、低周波、中周波、高周波の3つに分類されていることをご存知でしょうか?

そして、それぞれの周波数帯で特徴やトレーニング効果が異なってくるのです。

今回は、低周波、中周波、高周波、それぞれの違いについてご紹介します。

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1.EMSとは

EMSとはElectrical(電気的) Muscle(筋肉) Stimulation(刺激)の頭文字をとった言葉

筋肉には電気(電流)が流れると縮み、電気が流れないときに緩む性質があります。
EMSは、この電気の性質を利用し「電気信号を送ることで筋肉を動かす」機器の総称のことです。

EMSにおける電気刺激は、出力や周波数、その他の刺激条件を変化させられるため使用する人にとって適切な条件で使用することができ、高い効果が得られます。
シートやパッド状の器具を肌に密着させて電流を流す方法が一般的です。
しかも、副作用等目立つものはありませんので幅広い方にお使いいただる機器です。

そして、EMSは主に3つの周波数帯に分類されています。
この周波数帯によって、EMSトレーニングの特長や効果、EMS機器の価格などが変わってきます。

EMSは周波数帯によって3つに分類!

  • 低周波
  • 中周波
  • 高周波

欧米と日本ではEMSの意味が少し違う

欧米と日本ではEMSの意味が意味が少し違う?
欧米の場合、EMSとは医療機器を含めた名称ですが、日本の場合は、医療機器は低周波治療器と呼ばれ、美容機器や健康機器の場合をEMSと呼びます。

つまり日本ではEMSは医療機器ではないということになるので、特別な資格がなくても、エステやスポーツジム、治療院の自費診療に使用することができるのです。

広域変調波EMS「コアレ ライボ」

広域変調波EMS「コアレ ライボ」

EMS波形にハイボルテージを加えたことで「皮膚刺激の軽減」「筋収縮力の強化」「収縮範囲の拡大」がより強化された業務用EMSマシン。リモコン機能が加わり、お客様でも出力調整ができるようになりました。業務用EMS最多クラスのパッド数で2人同時稼働ができ、店舗売上に貢献します。

2.低周波とは

低周波の定義は0,1Hz~1,000Hz

低周波の定義は0,1Hz~1000Hzの周波数のものです。

電気は波で表現されますが、Hz(ヘルツ)とは1秒に何回この波が起きるかを表します。
例えば、50Hzだと1秒に50回電気の波が起こります。

インターネットや家電量販店で市販されている多くのEMSは、20Hz~100Hzの機器になります。

低周波

低周波は波が大きく太い波になるので、皮膚で抵抗を受けてしまいます。ピリピリとした痛みが出るのはこのためです。
また、皮膚抵抗が強いため、通電は皮下数mmしか入らず、ごく浅い部分のみが筋肉運動を起こします。
イメージとしては、太い注射針を無理やり刺している様な状態です。

ただし、筋肉運動を起こしやすいのは20Hz~100Hzくらいの低周波です。太い電気の波だと抵抗が高いですが、その分、筋肉運動を起こすパワーも強いので、低周波であれば一本通電させるだけで筋肉運動を起こせます。

簡易な作りで製造ができ、大量生産も可能ですので、価格も比較的安価なEMSが多く、種類も多いのが特徴です。

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低周波治療器とEMSの違い

3.中周波とは

中周波の定義は1,000Hz~10,000Hz

中周波の定義は1,000Hz~10,000Hzの周波数のものです。

低周波に比べると、細かい波になるので皮膚抵抗も若干和らぎます。
ただ、強さを上げていくと皮膚抵抗も強く感じてしまいます。皮膚抵抗が少なくなっているので、通電は皮下2~3cmです。
ですが、波が細かくなり、皮膚抵抗が少なくなったため、筋肉運動が起こしにくくなります。

中周波

干渉波とは?

低周波とはでもお伝えした通り、筋肉運動を起こすのに適してるのは低周波の周波数になります。
中周波の場合は、2本の中周波を体内で交流させ、干渉させて低周波をつくり、筋肉をうごかします。これを干渉波と呼びます。

例えば、5000Hzと5050Hzという2本の中周波を体内に同時に流すと、電気の性質で干渉しあい、5000Hzと5050Hzの差である50Hzの低周波が体内で作り出されるので、筋肉運動が起きます。
ただ、干渉が起きてる部分のみで筋肉運動が起きるので、ピンポイントでの筋肉運動となります。


4.高周波とは

高周波の定義は10,000Hz以上

高周波の定義は10,000Hz以上の周波数のものです。

電気の波が非常に細かくなり、皮膚抵抗もほとんどないため、痛みやピリピリ感がほとんどありません。
また、皮膚抵抗がほとんどないため、通電の深さも低周波や中周波とは比較にならないほど奥まで入っていきます。

この高周波のうち、100,000Hzを超えてくると通電の深さはそれ以降は変わらずに皮下15㎝となります。
そのため100,000Hzを超えたEMSは、身体中全てのインナーマッスルを動かすことが可能となるのです。お腹など厚い脂肪がある部分の(奥にある)筋肉に電気信号を届けるには、高い周波数が必要となります。

高周波×低周波で深部のインナーマッスルが動く

ただ10,000Hz以上の高周波を体内に1本いれただけでは、筋肉運動は全く起きません。
筋肉運動を起こすパワーのある低周波と、皮膚抵抗が少なく深部まで到達する高周波を同時に体内に入れ込むことで、深部のインナーマッスルのトレーニングが可能になります。

このメカニズムを採用しているEMSが、株式会社モン・スターズの「コアレライボ」「コアレミニ」になります。

業務用EMSの波形


 

5.まとめ

  • EMSとは「電気信号を送ることで筋肉を動かす」機器の総称のこと
  • EMSは周波数帯によって3つに分類される
  • 欧米と日本ではEMSの意味が少し違う
  低周波 中周波 高周波
周波数 0,1Hz~1000Hz 1,000Hz~10,000Hz 10,000Hz以上
皮膚抵抗
通電の深さ 数mm 2~3cm 15cm以上
筋肉運動 起こりやすい 起こりにくい 起こらない

EMSを選ぶ際に、重要なのが周波数です。
今回は低周波、中周波、高周波それぞれの違いをご紹介しました。

周波数によって深部透過性が全く違いますので、それぞれの違いを知ったうえで、最適な機器を選びたいですね!

業務用EMSコアレライボの資料はこちら

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監修:コアラボ編集部

監修:コアラボ編集部

この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。

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