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【整骨院向け】差別化できる自費メニューの種類│導入費用や施術単価は?

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【整骨院向け】差別化できる自費メニューの種類│導入費用や施術単価は?

更新日:2023-11-27

最近は、保険診療だけではなく自費メニューを取り入れている整骨院が増えています。

整骨院で導入できる自費メニューでは、「骨盤矯正」や「猫背矯正」などの保険適用外の手技を用いたメニューが取り入れやすく、患者様にも人気があります。

では、競合店舗と差別化できる自費メニューはあるのでしょうか?

今回は、自費メニューを積極的に取り入れている整骨院の先生方から、どのような自費メニューの種類があるのか、導入費用やメリット・気を付けるべきポイントをお伺いしましたのでご紹介します!


1.整骨院での一般的な自費メニューの種類

一般的な整骨院の自費メニューの例

  • 骨格矯正
  • 鍼灸治療
  • 美容鍼
  • マッサージ
  • ストレッチ指導
  • テーピング
  • 電気治療
  • ウォーターベッド
  • カイロプラクティック治療
  • 栄養指導

整骨院で自費メニューが必須になった背景

整骨院業界では保険適用が年々厳しくなっています。保険の不正請求が問題視され、保険適用の範囲が限定される可能性もあります。
近い将来、申請できる療養費の金額が今の半分近くになってしまうのではないかとも言われているので、保険に頼らない経営を行う必要があります。
さらに整骨院の店舗数は増加。近隣店舗と差別化を行わなければ生き残るのは難しいでしょう。

そのような背景があることから整骨院の自費メニューの導入が活発化しているのです。


1.整骨院で差別化できる自費メニュー5選

①脱毛

  • 導入費用は、およそ250万円程(選ぶ機械で変わってくる)
  • お客様が通う期間は約1年が多い
  • 1人あたりトータルで20~50万円のお支払い(部分脱毛か全身脱毛かで変わってくる)

 
電車やSNSで脱毛専用サロンの広告を見かける機会が増えたと思いませんか?
意識していなくても自然と広告を目にしている方も多いのではないでしょうか。
男女問わず、脱毛は身だしなみとしての需要が増えてきています。

脱毛の需要は高いですが、脱毛専用サロンは多く存在しています。
周辺地域に脱毛サロンが多い場合は、集客コストがかかる事も頭に置いておきましょう。

「脱毛サロンに行くのって敷居が高い」「なんか恥ずかしい」と感じる方もまだまだいらっしゃいます。
その層に向けて「整骨院でも脱毛ができるんです!」「治療のついでにどうですか?」と訴求するのも良いでしょう。

整骨院で導入できる自費メニュー

②ホワイトニング

  • 導入費用はおよそ40万~150万
  • お客様が通う期間は約1ヵ月~2ヵ月が多い
  • 1回あたり3,000~4,000円の料金設定

 

最近は、自分でできるセルフホワイトニングが人気のようです。
歯科医院以外でも整骨院や美容サロン、スポーツジムに増えてきており、ホワイトニングの専門サロンも登場しています。

セルフホワイトニングは、患者様自身で行う「セルフ運用」なので手がかからなく、既存患者さんにもオススメしやすいのがメリットでしょう。

整骨院で導入できる自費メニュー

③EMS

  • 導入費用はおよそ80~170万円
  • お客様が通う期間は約3ヵ月が多い
  • 1回あたり2,500~4,000円の料金設定(回数券も多い)
  • 1回の施術時間は20~30分

 

筋力強化ができるEMSは、治療(痛みや姿勢など)と結び付けやすく、相乗効果も期待できるので、整骨院における代表的な自費メニューです。
比較的、導入後の運用イメージがしやすいので、初めての自費メニューにEMSを選ぶ方も多いです。

ただし、EMSを自費メニューとして導入している整骨院は多いので、周辺地域にどんな機器が入っているのか調査することがポイントです。


広域変調波EMS「コアレ ライボ」

広域変調波EMS「コアレ ライボ」

コアレライボは、低周波から高周波までの幅広い周波数を組み合わせたEMS波形に、ハイボルテージを加えた業務用EMSです。
EMSトレーニングとしての活用はもちろん、ハイボルテージを利用して治療補助やリラクゼーションにもお使いいただけます。

④パーソナルトレーニング

  • トレーニング方針で必要な機械(導入費用)が変わってくる
  • お客様が通う期間は約3ヵ月が多い
  • 平均単価は1回30分3,000~5,000円程度
  • トレーニング指導の知識が必要

 

最近は、整骨院に併設でパーソナルトレーニングを行う所も出てきました。
従来の整骨院のイメージは「痛みと取るところ」でしたが、「痛みの出ない身体作りをするところ」に変化しつつあります。

月額制での料金設定がしやすいので、売上見込みが立てやすい・安定しやすいのがメリットです。
パーソナルトレーニングの効果を実感していただくためには、食事(栄養)管理も必要となってきますので、知識あるスタッフが必要です。


低酸素速筋トレーニングマシン「BOOSTER」

低酸素速筋トレーニングマシン「BOOSTER(ブースター)」

「BOOSTER」は、自動検圧機能により使用者に適切な圧をかけられる、資格不要のトレーニングマシンです。
適正圧で血流制限をすることで、通常よりも短時間・低負荷・省スペースで速筋トレーニングが可能に。パフォーマンスアップはもちろん、健康維持やシェイプアップ、美容ニーズなど、幅広い目的・年代にお使いいただけます。

⑤発毛

  • 導入費用はおよそ200~300万円
  • お客様の通う期間は半年~1年が多い。
  • お支払いいただく費用は30~120万円になることが多い

 

発毛と聞くとクリニックのイメージがある方もいるかと思いますが、最近は発毛を自費メニューとして取り入れている整骨院もあるようです。

他の自費メニューと比べ、客単価も高く、競合が少ないのがメリットです。
一方で、ビジネスモデルが少ないということにもなるので料金設定など構築しにくいようです。
また、効果が出ない(毛が生えない)ときの返金・クレームリスクがあることは気を付けなければいけません。

3.整骨院で自費メニューを成功させるポイント

①リーフレットなどを活用する

リーフレットやPOPを見せながら自費メニューについて説明することで、視覚と聴覚から情報を得ることができ、理解しやすくなります。
つまり、口頭で説明するよりも必要性が伝わりやすくなるので、自費メニューを受けてもらいやすくなります。
 

②お客様に共感してもらえる内容にする

リーフレットやPOP、料金表には、自費メニュー名と料金だけでなく「〇〇でお悩みの方にオススメ」など、お客様自身が「自分のことだ!」と共感してもらえるような内容にしましょう。
 

③自信を持って自費メニューを提案する

自費メニューを勧めるときは、自信を持ってお客様のために提案しましょう。
自費メニューは保険診療と違いお客様全額負担です。自信なく勧めると営業と取られてしまいます。

「ウチでしか受けられない」という独自の自費メニューがあると、それが口コミとなってお客様が増えるという好循環を生みだすこともあります。他店舗とは違った自費メニューを展開するのもオススメです。

4.まとめ

今回は整骨院で導入できる自費メニューの種類を簡単にご紹介しました。
自費メニューを導入する際の参考になればと思います。

治療にとどまらず、美容メニューや健康志向が高い方へ向けたメニューが増えてきて、さまざまなニーズがあることに驚きました。
さまざまな種類の自費メニューがあるからこそ、自費メニューを導入するときは、院のコンセプトに合うか、患者様のニーズに合うかしっかりと見定めたいですね!

監修:コアラボ編集部

監修:コアラボ編集部

この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。

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