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ハイボルテージ治療とEMSの違い

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ハイボルテージ治療とEMSの違い

更新日:2024-10-30

さまざまな治療法があるなかで、多くの整骨院で導入されているハイボルテージ治療。

ハイボルテージ治療は、高圧電流を使用した施術の方法です。高電圧の刺激を深部に浸透させ、疼痛の軽減や治癒促進などに利用できる電気刺激治療器です。
EMSも手技では届かない深層部の筋肉に対して電気刺激でアプローチすることができる機器です。

電流を流すといった点では似ている「ハイボルテージ」と「EMS」ですが、使用目的などは全く異なります。
今回は、ハイボルテージとEMSの違いについて解説します。


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1.ハイボルテージ治療とは

ハイボルテージとは1940年代にアメリカで開発され、多くの研究者によって効果性が認められている電気療法です。

周波数が低周波にあたる機器が多いですが、ハイボルト治療の場合、電圧を高めることで深部の筋肉に対してもアプローチすることが可能です。
手技では届かない深層部の筋肉に対しても治療効果を出すことができ、「損傷組織の修復」、「痛みの緩和」、「拘縮緩和」の効果が期待できます。


2.EMSとは

EMSとは、電気刺激によって筋肉を強制的に動かす機器です。

EMSといっても、低周波・中周波(干渉波)・高周波に分かれています。整骨院で導入されているEMSは、中周波か高周波のものが多いです。
高周波のEMSは、深層筋までしっかりと通電を届け、筋肉を動かすことができます。

ハイボルテージとEMSが搭載された
整体院向けEMS「コアレ ライボ」

ハイボルトとEMSが搭載された整体院向けEMS「コアレライボ」
「皮膚刺激の軽減」「筋収縮力の強化」「収縮範囲の拡大」が強化されたことで、従来のEMSでは物足りなくなっているお客様もご満足いただける仕上がりにリニューアル。
ハイボルテージ搭載で、トレーニングをはじめ治療的運用まで幅広い目的にご活用いただけます。

3.ハイボルテージ治療とEMSの違い

ハイボルテージは治療、EMSはトレーニング

ハハイボルト治療は、高電圧パルスによる深部組織への効果的なアプローチにより、急性疼痛や慢性疼痛の緩和に優れています。
一方、EMSは、低周波の~高周波の電気刺激を用いて筋肉を直接収縮させ、筋力強化やリハビリテーションを目的としています。
両者は治療目的や作用機序が異なるため、患者様の状態に合わせて適切な治療法を選択することが重要です。

  • ハイボルテージ: 高電圧、深部への作用、疼痛緩和・組織修復
  • EMS: 低周波~高周波、筋肉収縮、筋力強化・リハビリテーション

両者の違い

  • 目的: ハイボルテージは痛み治療、EMSは筋力強化
  • 電圧: ハイボルテージは高電圧、EMSは低周波~高周波
  • 作用: ハイボルテージは深部組織への作用、EMSは筋肉収縮

4.ハイボルテージ治療とEMSの活用方法

治療の次のステージにEMSでのトレーニングを提案



ハイボルテージは治療効果が非常に高い治療方法です。

整骨院に来る患者様の多くは、痛みなどの症状がある方でしょう。
まずは、ハイボルテージ治療によって筋肉や筋膜、靭帯や腱といった原因に対してアプローチを行い、痛みを取り除きます。

その上で、骨格の歪みや姿勢の悪化といったことも症状の原因として挙げられる場合、矯正や整体によって整える必要が出てきます。
しかし、矯正を行っても、骨格を支える深層部の筋肉(インナーマッスル)が衰えていると、歪みや姿勢の悪化、症状の再発などが現れる恐れがあります。

そうならないためには、深層部の筋肉をしっかりと鍛えることが必要になってきます。
EMSを使って深層部の筋肉を鍛えることで、歪みにくい身体を作り上げることができます。

マイナスからゼロ。ゼロからプラスへの体作り

痛みや症状のあるマイナスの状態から、矯正やハイボルテージなどの治療でゼロの状態に戻します。
そして、EMSや運動でのトレーニングで痛みのぶり返さない、プラスの体作りを行うのが理想の流れです。

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5.まとめ

ハイボルテージもEMSも飽くまで手段の一つでしかありません。
「なんのために使うのか」「なぜこの治療や機器が必要なのか」をしっかりと念頭に置いて使用することが大切です。

それぞれの機器の特性を理解した上で、必要な機器を揃えておくと、患者様の目的や体の状態に合わせて、さまざまなニーズに対応することができます。
治療効果を更に高めて、より患者様に喜んでもらえる院作りの参考になればと思います!

監修:コアラボ編集部

監修:コアラボ編集部

この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。

これは情報提供のみを目的としており、医療上のアドバイスや診断を行うものではありません。

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