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ハイボルテージ治療の効果

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ハイボルテージ治療の効果

更新日:2023-07-10

ハイボルト治療は、少ない刺激で深い場所まで電気を流せるので、痛めた箇所の回復を集中的に促進させることができ、ギックリ腰や寝違え、足首の捻挫などに即効性のある効果的な治療法の1つです。

今回は、ハイボルト治療の主な効果や、どんな症状に効果的なのかご紹介します。



1.ハイボルテージ治療とは

元々はヨーロッパなどで、ケガの回復期に実施されるリハビリや、スポーツ選手のコンディションの調整に使われていた電気刺激治療器で、正式名称はHigh Voltage Pulsed Current Therapy(高電圧パルス電流療法:HPCT)といいます。

ハイボルテージは、1940年代にアメリカで開発され、多くの研究者によって効果性が認められている電気療法です。

一般的な低周波治療器と比べて高い電圧を用いるため、深部への刺激に適しています。
さらに、100μs以下の短いパルス幅を用いることで、一般的な低周波治療器よりも皮膚抵抗が低く抑えられています。

皮膚抵抗が少ないので、電気刺激が苦手な方も治療が可能で関節や筋肉の痛みの緩和や血行促進、関節の可動域改善を目的に行われます。
「損傷組織の修復」や「痛みの緩和」、「拘縮緩和」の効果が期待できます。

痛みの緩和や可動域の改善に即効性があることも特徴の一つであり、アスリートのケアにも使用されています。

ハイボルテージの定義

  • 150V以上の高電圧
  • ツインピーク波形
※ツインピーク波形…連続した2回の高電圧を瞬間的に通電する波形。皮膚の不快感を軽減することが可能。

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「皮膚刺激の軽減」「筋収縮力の強化」「収縮範囲の拡大」が強化されたことで、従来のEMSでは物足りなくなっているお客様もご満足いただける仕上がりとなりました。
リモコン機能を取り入れたことで、施術中の出力調整をお客様ご自身で行ってもらうことが可能になり、施術者の手間も削減します。

2.ハイボルテージ治療の効果

ハイボルテージ治療の効果

  • 損傷組織の修復
  • 痛みの緩和
  • 拘縮緩和
  • 痛みが生じるサイクルをブロック

ハイボルテージ治療には大きく分けて2つの効果があります。

1つ目は、痛みが脳に伝わる過程をコントロールし、痛みを取り除く効果。
2つ目は、筋肉を動かし血流を促すことで、筋肉の酸素不足や栄養素不足を解消し、痛みを取り除く効果です。

従来の電気治療器具に比べ、身体のより奥深い痛みの原因となっているポイントへアプローチできるので、非常に高い即効性が期待できます。

損傷組織の修復

ケガをすると細胞自体に損傷が起きてしまい、細胞の内と外で+と-の電位のバランスが崩れてしまいます。(炎症状態)
ハイボルテージを用いることで、崩れた電位のバランスを正常に戻すことで損傷組織の修復(自己治癒力)を促進します。

痛みの緩和

損傷部位から脳に神経を介して電気信号で伝わるとで「痛み」として認識をします。
痛みを伝える神経は非常に細い神経のため、別の刺激(電気刺激など)を与えることで、痛みが脳に伝えるのをブロックすることができます。

ハイボルテージによる強い電気信号を与えることで、より太い神経を反応させることで脳に痛みが伝わるのを防ぎ、痛みの緩和を行います。(ゲートコントロール理論)

拘縮緩和

ハイボルテージによる電気信号を与えることで、筋肉内の血流促進が起こります。
血流が良くなることで筋肉の柔軟性が向上し、筋拘縮が緩和され、関節可動域の拡大が期待できます。

柔軟性のある質の良い筋肉にすることで、慢性期の方への施術も可能となります。

痛みが生じるサイクルをブロック

東京医科大学によると、肩こりや腰痛による痛みは、筋肉に送られる血流量が減少する「筋疎血(きんそけつ)」が引き金になっていると考えられています。

筋肉が固くなって血管を圧迫することで、血管が収縮して血行が悪くなります。血行が悪くなった場所には痛み物質が発生するため、筋肉痛のような痛みを生じるのです。
血行が悪いことで痛み物質が停滞し、痛みによってさらに筋肉が固くなるという悪循環が生まれます。

そこで、ハイボルト治療により筋肉を支配している神経に働きかけることで、緊張した筋肉を緩和し、痛みのサイクルをブロックするのです。

3.ハイボルテージ治療に効果的な症状は?

  1. ぎっくり腰
  2. 寝違え
  3. 慢性的な痛み
  4. 激しいスポーツをしている方


ハイボルテージ治療は、プロのスポーツ現場でも使用されていて高い効果が実証されている治療です。

スポーツ現場で使用されている以外にも、腰痛や肩こりなどの慢性的な痛みにも効果があります。
対象症状が多いというのもハイボルテージ治療の魅力と言えるでしょう。

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4.まとめ

ぎっくり腰や慢性的な痛みなどの症状は、ハイボルテージ治療で痛みがなくなっても、一定期間を過ぎるとまた痛みがぶり返すこともあります。

なぜならば、痛みが無くなっても痛みの根本は、身体を支える筋肉の低下や骨盤・背骨の歪みによるものが多いです。根本の原因を治さない限り、繰り返し痛みが出てしまいます。
EMSなどを併用して、周囲の筋肉を鍛えていくことも必要でしょう。

オーダーメイドの使用方法をすることで、患者様の満足度の向上と治療効果の促進がより可能なものになるでしょう。

監修:コアラボ編集部

監修:コアラボ編集部

この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。

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