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ゴースト血管の原因や予防方法を解説!

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ゴースト血管の原因や予防方法を解説!

更新日:2023-12-25

ゴースト血管という言葉を聞いたことはありますか?
人がいなくなった街を「ゴーストタウン」と呼ぶように、血が流れなくなった血管のことを「ゴースト血管」と呼びます。

血流が悪いと「冷え性」や「むくみ」などの症状を思い浮かべる方が多いと思いますが、2010年以降、加齢疾患のほとんどに毛細血管の血流不足が関わっていることがわかってきました。

ゴースト血管の原因は何なのでしょうか。
そして、誰でもできるゴースト血管の予防方法についてご紹介します。



1.ゴースト血管とは

血液の流れが悪い毛細血管を顕微鏡で観察すると、毛細血管はあるのに血液が流れていない状態が観察され、最終的には消えてなくなる血管を「ゴースト血管」と呼びます。

毛細血管壁を構成している細胞同士の間には隙間や孔が存在し、その隙間から栄養分や酸素が適度に浸透することで細胞に必要な物質が届けられます。
ところが、加齢や紫外線、活性酸素などによって毛細血管壁が傷ついてしまうと隙間や孔が広がり、過度に栄養分・老廃物等が漏れ出てしまうことで末端まで届かなくなります。
その状態が続くと、血管がさらに細く狭くなり、やがて血流が途絶えてしまいます。
ゴースト血管とは

2.ゴースト血管の原因

  • 加齢
  • 睡眠不足
  • 糖分や揚げ物の過剰摂取
  • 食べ過ぎ


ゴースト血管の原因は、加齢による血管の老化や、生活習慣の乱れなどが挙げられます。


3.ゴースト血管が及ぼす身体への影響

ゴースト血管になると、脳や内臓に酸素や栄養が適切に渡らず、糖尿病や認知症などの病気を招くリスクが高まります。
また、皮膚の末端にまで酸素や栄養素が行かなくなり、シミ、たるみ、くすみなどの肌の老化を招くため実年齢より老けて見えるようになります。

動脈硬化を招くリスクも高くなると考えられており、血管系の疾病の要因になる可能性もあります。

その他にも、免疫力の低下、高血圧、消化器の不調、脳梗塞のリスクが上がることなども挙げられます。 

ゴースト血管は脳にダメージを与える

最近の研究でゴースト血管は、認知症のリスクを高めることが分かってきました。
特に脳はゴースト血管のダメージを大きく受けます。

その理由は、毛細血管が酸素や栄養を届けるだけではなく、認知症のひとつであるアルツハイマー病の原因物質、アミロイドβの排出を担っているからです。

アミロイドβは健康な人の脳でも発生していますが、毛細血管が健康であれば、脳の外に速やかに排出されます。
しかし、ゴースト血管になってしまうとアミロイドβが十分に排出できず、脳に蓄積してアルツハイマー病が発症・進行しやすくなるのです。
 

ゴースト血管は骨粗しょう症にも関係がある

ゴースト血管は、骨粗しょう症のリスクも高めます。
新陳代謝が活発な骨にとっても毛細血管は重要な役割を担っています。
骨は日々、壊されたり作られたりを繰り返して維持されていますが、カルシウムなど新しい骨の材料を届ける毛細血管がゴースト化すると骨粗しょう症につながると考えられています。



4.ゴースト血管の予防方法とは?

ゴースト血管になってしまったとしても、再び健康な毛細血管を増やすことはできます。

毛細血管を構成している内皮細胞は、血液の流れを認識すると、細胞同士がしっかりと結合する性質があります。
血流力がアップすると、縮んで丸まった毛細血管の細胞がキレイに整列し、先端へとまっすぐに伸びていきます。丸まった毛細血管が伸びるだけでも血管から血液が漏れにくくなり、栄養と酸素を運ぶ毛細血管が再生します。
これは「血管新生」といって、ダメージを受けても修復し枝分かれするように新たな毛細血管が育ち、定着していきます。

ゴースト血管の予防方法

  • 筋肉を動かす習慣(運動習慣)を身につける
  • 7時間の睡眠を摂る
  • 糖質の過剰摂取に気をつける
  • 血管にいい食材を摂る
  • 湯船につかる

筋肉を動かす習慣(運動習慣)を身につける

ゴースト血管を予防・解消するためには、筋肉を動かすことが効果的です。
筋肉を動かすことで体を温め、血流をよくすることができます。
簡単にできる効果的な運動でおすすめなのが「スキップ」です。ふくらはぎの筋肉を活発に動かすスキップは、全身の血流を上げるのに簡単で、最適な方法です。
朝・昼・晩の隙間時間にそれぞれ20回ずつ行うのがおすすめです。

7時間の睡眠を摂る

細胞の修復や新陳代謝を促す成長ホルモンは、入眠後の3時間後に訪れる深い眠りのときに最も多く分泌されます。ここで良質な眠りを摂ることで、毛細血管の修復が効率よく行われます。
0時~7時が睡眠のゴールデンタイムだと言われています。3時間のゴールデンタイムが朝方にずれこむと眠りが浅くなるので、24時までには就寝することを心がけましょう。

糖質の過剰摂取に気をつける

急激な血糖値上昇を防ぐことですが、ゴースト血管の予防・解消に効果的です。
野菜→おかず→炭水化物と食べる順番に注意したり、よく噛んで食べたりすることで上昇を防げます。

血管にいい食材を摂る

血管をしなやかにするために効果的な食べ物はサンマやアジなどの魚や、大豆製品、緑黄色野菜、シナモンなどが挙げられます。

湯船につかる

特に、首を温めると、手や足などの血流がよくなります。これは、首には末梢にある血管の体温調節を司るAVA(動静脈吻合)のスイッチがあるからです。普段からしっかり温めることで、体の隅々まで血液が行きわたるようになります。

5.血管トレーニングマシンでゴースト血管を予防

低酸素速筋トレーニングマシン「ブースター」の血管トレーニングで全身に血を届ける

ブースターは、血流状態を機械が自動調節しながら人工的に駆血状態を作り出し、血液を全身に流すことができる新感覚のトレーニングマシンです。
運動をしなくても座ったままの状態で短時間の加圧と解放を繰り返し、血流促進のケアができます。

全身の循環を良くし、全身に酸素や栄養が行き届くようになることで、疲労回復や老廃物の排出促進、冷えやむくみ、体の凝りなどのお悩み解消にも効果を発揮します。

ブースターの血管トレーニングは、全国の整骨院を中心に導入されています。

低酸素速筋トレーニングマシン「BOOSTER」

低酸素速筋トレーニングマシン「BOOSTER(ブースター)」

「BOOSTER」は、自動検圧機能により使用者に適切な圧をかけられる、資格不要のトレーニングマシンです。
適正圧で血流制限をすることで、通常よりも短時間・低負荷・省スペースで速筋トレーニングが可能に。パフォーマンスアップはもちろん、健康維持やシェイプアップ、美容ニーズなど、幅広い目的・年代にお使いいただけます。

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監修:コアラボ編集部

監修:コアラボ編集部

この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。

これは情報提供のみを目的としており、医療上のアドバイスや診断を行うものではありません。

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