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運動療法【種類や目的、効果は?】

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運動療法【種類や目的、効果は?】

更新日:2024-07-04

運動療法とは、身体の健康を維持・向上させるために計画的かつ体系的に行われる運動を指します。
医療やリハビリテーションの一環としても用いられ、様々な疾患や障害の予防や改善に寄与しますが、最近では、生活習慣病の改善にも積極的に活用されています。

運動療法の目的は、筋力や柔軟性の向上、心肺機能の強化、ストレスの軽減、生活の質の向上など多岐にわたります。

整骨院で行われる運動療法は、主に骨格や関節、筋肉などに関する問題や痛みに対処します。怪我などにより一時的に低下した筋力を回復する目的で行われることが多いです。

では、運動療法は具体的にはどんな種類や効果があるのでしょうか。
一般的な運動療法と整骨院で行う運動療法について解説します。

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1.運動療法とは

運動療法とは、運動や体力活動を使用して、身体的な健康や心理的な状態を改善や回復を目指す治療的なアプローチのことです。

運動療法は、怪我の回復、慢性疾患の管理、心身の健康促進、障がい者のサポートなど、さまざまな健康課題に対処するために利用されます。

運動療法は、個々の状態や目標に合わせて設計されたプログラムを通じて行われ、医師、理学療法士、整形外科医、運動生理学者など、さまざまな身体の専門家による適切な監視と指導のもとで行われます。

整骨院で行われる運動療法とは?

整骨院で行われる運動療法は、主に骨格や関節、筋肉などに関する問題や痛みに対処し、患者様の身体機能の改善や、症状の緩和を促進することを目的としています。

柔道整復師や理学療法士などの身体の専門家が提供する施術や運動療法を通じて、患者様の健康をサポートします。

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2.運動療法の目的

運動療法は、健康維持や病気の予防、治療、リハビリテーションなどを目的として計画的に行われる運動です。

身体だけでなく心の健康にも多くのメリットをもたらします。
健康維持、病気の予防、リハビリテーション、精神的健康の向上、生活の質の向上、スポーツパフォーマンスの向上といった目的を持ち、日常生活に取り入れることで、より健康で充実した人生を送ることができるでしょう。

運動療法の主な目的

  • 健康維持・増進
  • 疾患予防
  • リハビリテーション
  • 精神的健康の向上
  • 生活の質の向上
  • スポーツパフォーマンスの向上

1. 健康維持・増進

運動療法は、心身の健康を維持し、さらに向上させるために行われます。
適度な運動は、筋力や心肺機能を強化し、免疫力を高める効果があります。また、定期的な運動はストレスを軽減し、精神的な健康にも影響を与えます。これにより、生活の質が向上し、健康な日常生活を送ることができます。

2. 疾患予防

運動療法は、さまざまな疾患の予防にも役立ちます。
例えば、心臓病、高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病のリスクを低減する効果があります。定期的な有酸素運動や筋力トレーニングは、体脂肪を減少させ、血糖値や血圧を安定させるのに役立ちます。

3. リハビリテーション

怪我や手術後の回復を促進するために、リハビリテーションとしての運動療法が行われます。
これには、筋力の回復や関節の可動域の改善、痛みの軽減が含まれ、専門スタッフの指導のもと、個々の状態に合わせたプログラムが組まれ、効果的な回復が期待できます。

4. 精神的健康の向上

運動療法は、精神的な健康にも大きな影響を与えます。
運動を行うことで、エンドルフィンというホルモンが分泌され、ストレスや不安の軽減、うつ症状の改善が期待できます。
また、規則的な運動は睡眠の質を向上させ、全体的な気分を良くする効果もあります。

5. 生活の質の向上

運動療法は、日常生活の質を向上させるためにも重要です。
筋力や柔軟性が向上することで、日常的な動作がスムーズになり、自立した生活を送ることができます。特に高齢者にとっては、運動療法を通じて転倒のリスクを減らし、より安全で活動的な生活を維持することができます。

6. スポーツパフォーマンスの向上

運動療法は、アスリートや日頃スポーツを行う人にとっても有益です。
トレーニングプログラムを通じて、筋力、持久力、柔軟性、バランス能力を向上させることで、スポーツのパフォーマンスを向上することができます。また、怪我の予防や早期回復にもつながります。

3.運動療法の種類と効果

①一般的な運動療法の種類と効果

  • 有酸素運動
  • 筋力トレーニング
  • 柔軟性運動
  • バランス運動
  • リハビリテーション運動

1. 有酸素運動

有酸素運動は、長時間にわたって持続的に行われる運動で、酸素を多く取り入れながら行うことが特徴です。
主な例としては、ジョギング、ウォーキング、サイクリング、水泳などがあります。

有酸素運動は心肺機能の向上に非常に効果的で、心臓や肺の働きを強化し、持久力を高めることができます。軽い負荷がかかり、筋力が鍛えられるので下半身のケガ回復期のリハビリにも効果が期待できます。
また、脂肪燃焼効果も高く、体重管理や肥満予防にも役立ちます。

2. 筋力トレーニング

筋力トレーニングは、筋肉に負荷をかけて筋力を向上させる運動です。
ウェイトリフティングやレジスタンストレーニング(抵抗運動)、自重トレーニング(自分の体重を利用した運動)などが含まれます。

筋力トレーニングは、筋肉の量や質を改善するだけでなく、骨密度を高め、関節の安定性を向上させる効果もあります。
特に高齢者においては、転倒予防や骨折防止に重要な役割を果たします。

3. 柔軟性運動

柔軟性運動は、筋肉や関節の柔軟性を高めるために行われる運動です。ストレッチングやヨガが代表的な例です。
柔軟性運動は、関節の可動域を広げ、筋肉の緊張を和らげる効果があります。これにより、怪我の予防や姿勢の改善、筋肉痛の軽減が期待できます。

後に行う運動を行いやすくする効果や、怪我の予防、疲労の蓄積を予防するために取り入れられます。

4. バランス運動

バランス運動は、身体のバランス能力を向上させるために行われる運動です。バランスボールを用いた運動や、片足立ち、太極拳などが含まれます。
バランス運動は、特に高齢者にとって重要であり、転倒のリスクを低減させる効果があります。
また、スポーツ選手においても、パフォーマンスの向上に役立ちます。

5. リハビリテーション運動

リハビリテーション運動は、怪我や手術後の回復を促進するために行われる運動です。
物理療法士や作業療法士の指導のもと、個々の状態に応じたプログラムが組まれます。

リハビリテーション運動は、筋力や柔軟性の回復、痛みの軽減、日常生活動作の改善を目的としています。
日常動作や活動に対する身体機能を向上させるトレーニングで、基本動作(座る、立つ、歩く)の回復や維持、障がいの悪化予防を目的とされています。

歩行訓練や関節可動域訓練などの身体機能の維持を目的とする運動や、レクリエーションを通して楽しみながら行うものとさまざまです。

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②整骨院で行う運動療法の種類と効果

整骨院で行われる運動療法には、主に筋骨格系の問題や痛みに焦点を当てたものがあります。

  • ストレッチング
  • 筋力トレーニング

1. ストレッチ

筋肉や関節の柔軟性を向上させ可動域を拡大することで、痛みや不快感を緩和させる効果が期待できます。怪我の予防や疲労回復効果も得られます。
広い場所や道具を必要とすることなく行えるので、多くの整骨院で取り入れられている運動療法です。

2. 筋力トレーニング

衰えてしまった筋肉(特にインナーマッスル)を強化し、姿勢のサポートや関節の安定性を向上させることが目的です。
整骨院に訪れる患者様に多い、腰痛も筋力不足が原因の1つと言われています。適切な姿勢の保持をするための筋力をトレーニング行うことで痛みの緩和や再発予防に効果があります。
自重トレーニングをはじめ、整骨院でよく見られるEMSも筋力トレーニングに該当します。


整骨院で行われる主な筋力トレーニング

  • 自重トレーニング
  • EMSトレーニング
  • 加圧トレーニング
  • リフォーマー

整骨院で行う運動療法は、患者様の状態や症状に合わせてプログラムが調整され、治療の一環として提供されます。
患者様は整骨院で指導を受けながら、自宅での継続的な運動を行うことがより効果を得るために必要です。

4.まとめ

運動療法は、健康を維持・向上させるための有効な手段であり、日常生活に取り入れることで多くのメリットが得られます。

以前は、骨折などの整形疾患に行うイメージがあった運動療法ですが、生活習慣病の改善や予防にも取り入れられるようになったことで、より私たちの身近なものとなりました。

一般的な運動療法と整骨院での運動療法は目的に多少の違いがあるものの、要素の部分では同じです。
運動療法の効果を最大限に引き出すためには、自分に合った適切な運動を選び、専門家のアドバイスを受けながら継続することが重要です。

監修:コアラボ編集部

監修:コアラボ編集部

この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。

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