当初イメージしていた加圧のトレーニングとは違ったものだった
東京都北区にある王子溝田橋整骨院 総院長 平森勇喜先生にブースターを導入した経緯や活用方法についてお話いただきました。
ブースターに興味を持ったきっかけをお聞かせください。
興味を持ったのは2019年の11月頃ですかね。
(ブースターを)教えてもらった先生とお話していた時にも、加圧トレーニングというのはやっていたんですよね。
当時、僕が持っていた加圧トレーニングのイメージは、マッチョマンを目指すとか、よりハイレベルなトレーニングってイメージが強かったんです。
でも、その先生がやられてるところでは、膝が痛くて歩けなくなって歩行障害を起こしてるレベルから、ハイレベルのトレーニングまで幅広く使ってたんですよね。
話を聞いていく中で、加圧トレーニングっていうのは僕にとってのレベルが高いトレーニングだけだと思っていたんですが、実はそうではなくて、血管を鍛えるトレーニングだっていうことを教えてもらいました。
これは、治療院の幅広いところに使えるなっていうイメージが浮かんだので、導入しようと決めました。
低酸素速筋トレーニングマシン「BOOSTER」
「BOOSTER」は、自動検圧機能により使用者に適切な圧をかけられる、資格不要のトレーニングマシンです。
適正圧で血流制限をすることで、通常よりも短時間・低負荷・省スペースで速筋トレーニングが可能に。パフォーマンスアップはもちろん、健康維持やシェイプアップ、美容ニーズなど、幅広い目的・年代にお使いいただけます。
ジムでやるトレーニングよりも短時間で、より結果が出せるトレーニング
ブースターをどのような方に活用されていますか？
体幹の教育としてEMSを活用してますが、全身を(それも速筋を)鍛えられるBOOSTERの導入により、「予防型根本治療院」として更に充実し、提供できるコトの幅が広がりました。
実績として、BOOSTERでトレーニングして頂いた方で、約3ヶ月で体重マイナス10キロ、約1ヶ月でウエスト-3cmなど、しっかり変化が顕れています。
また、痛みや痺れなどの症状がある方、血流促進により症状緩和しそうな方に試して頂くと非常に効果的なのが治療観点からも面白いなと思います。
2020年のコロナが最初に流行った時期は、スポーツジムに通われていた方は全員対象になりました。
外出制限などでスポーツジムに行けなくなったので「家の中でできるトレーニングをやっていきましょう」とお伝えした時に、スポーツジムでやるトレーニングよりも時短で、より結果が出せるトレーニングがあるっていうところで興味を持ってもらうのが最初のステージです。
2つ目のステージは、在宅ワーカーの人。
在宅ワークによって、今まで通勤で動かしてた体の最低限の部分すらも動かさなくなる人が多くなりました。
このことによって、inbody(体組成計)上での数値がだいぶ下がってくるんですよ。
日常生活で筋肉レベルの機能性も低下しているということは、痛みが取れるスピードが遅くなるので、治療から治療の間が狭くなってしまいます。
数字で見ても、「筋力が落ちてますね」「運動不足ですよね」っていうことをお伝えした時に「ここに来る時ぐらい運動しましょう！」や「施術時間と同じ時間ぐらいでできるトレーニングがあるので、一緒に合わせてもらうことで結果出せますよ」という声掛けを行って興味を持ってもらっています。
3つ目のステージは、70代以上の高齢者。
「今の状態をキープして、もっと機能向上を上げていきましょう」よりも、「今の状態をキープしましょう」と伝えてあげる方が積極的に興味を持ってくれます。
段階としてはジムに行っていた方。在宅ワークになってしまって運動不足によって症状がわかりやすく出てきた方。そして70代以上の高齢者に対してアプローチをする3部構成になります。
ブースターはどんな先生・治療院にお勧めできますか
運動初心者でも重い負荷が必要なく安全に使用できる点も魅力ですので、少なくとも1ベッドあれば何でもできるので、カーテンさえ付いていれば全治療院に入れるべきだと思います。その中でブースターを使って行うハードトレーニングから、膝の筋肉をしっかり付けるためのお年寄り向けのトレーニングまで幅広くできるので、全治療院に入れてみる価値のあるマシンではないかと思います。
仕掛け次第でイメージはもっと広がります
ブースターではどのような料金プランを採用されていますか？
回数券とサブスクリプションの2つを使っています。
うちのテクニックをお伝えさせていただくと、まず回数券とサブスクの料金表を両方見せています。
最初の段階で、こちらから「どれくらいの期間・どれくらいの回数をやったほうがいい」というプロセスを説明するわけじゃないですか。
それぞれのメリットなども説明した上で、そこに対して初期投資へと持っていく(回数券にする)のか、月額分の負担だけ(サブスク)にするのかは、ご本人が判断して決めることなので。
回数券を購入していただいた方に対しては、最初に提示した会員制よりもお得になってるっていう回数券をこなした方向けのサブスクを用意しています。
これは2重の仕掛けをしてる形になってるので、お客さんからするとイメージはもっともっと広げられるかなと思います。
ブースターの平均売上(月)を教えていただけますか
ブースターは本院に2台入ってますが、1台で月70万円くらいですね。なので2台で140万円。
会員制のサブスクで大体100万円くらいです。
残りは新規入口での回数券を買う方もいるので、そこが多少前後する感じですね。
継続の回数券を購入する方は1～2割程度で、回数券の後サブスクに切り替える方もいます。
