リスティング広告とPPC広告の違い【整骨院のWEB集客】

更新日：2024-01-15

WEB広告といえば、検索したときに表示される「リスティング広告」が代表的です。
整骨院業界でも多くのリスティング広告が出稿されています。

WEB広告を出稿するために色々調べていると「リスティング広告」「PPC広告」という単語を目にする機会が増えていませんか？

リスティング広告とPPC広告との違いがイマイチわからない！という方も多いのではないでしょうか。
今回は、リスティング広告とPPC広告の違いについて解説していきます。

1.リスティング広告とPPC広告の違い

リスティング広告は「広告形態」。PPC広告は「課金方法」

リスティング広告とPPC広告は密接に関連しており、しばしば混同されることがありますが、厳密には異なります。

簡単に言えば、PPC広告は支払いの仕組みを指し、リスティング広告はその中の一形態と言えます。
PPC広告は様々な広告形式で利用され、その中にはリスティング広告も含まれます。

2.リスティング広告とは

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果ページに表示される広告形式の一つです。
ユーザーが特定のキーワードや検索クエリを検索エンジンで入力したときに、関連する広告が表示される仕組みです。

主にGoogleやYahoo!JAPANといった検索エンジンを運営している企業に広告を出稿します。この2社がシェアの大部分を占めるため、整骨院がリスティング広告を出稿するときも、この2社に出稿するのがおすすめです。

 

リスティング広告の特徴

①キーワードに基づく表示

リスティング広告は、広告主が特定のキーワードや検索クエリに基づいて広告を表示します。ユーザーが関連するキーワードを検索すると、そのキーワードに関連した広告が表示されます。

②有料広告

リスティング広告は通常、広告主がクリック単位や表示単位で広告掲載料を支払う有料の広告形式です。この支払いはPay-Per-Click（PPC）モデルに基づいており、ユーザーが広告をクリックした場合にのみ広告主に課金が発生します。

③検索結果ページの一部に表示

リスティング広告は、通常、検索結果の上部や右側に表示されます。これにより、自然検索結果とは区別され、広告であることがユーザーに明示されます。

リスティング広告のメリット

リスティング広告はユーザーが検索するであろうキーワードを選んで広告を出すので、ある程度興味・関心がある人に向けて広告を表示させることができます。

狙ったターゲットに広告を表示できる

リスティング広告は特定のキーワードや検索クエリに基づいて表示されるため、ユーザーの検索意図に直接的にリンクした広告を提供できます。これにより、狙っているターゲット層に的確にアプローチできます。

成果に基づく支払い

リスティング広告は通常、Pay-Per-Click（PPC）モデルに基づいており、広告がクリックされた場合にのみ広告主に課金が発生します。つまり、広告の表示のみでは費用が発生せず、広告主はクリック数に基づいた広告費用を支払うことになります。

即時の表示

リスティング広告は掲載開始後、検索結果ページで即座に表示されます。
自然検索結果のSEO対策が時間を要する一方で、リスティング広告は迅速な可視性を提供します。

柔軟な予算管理

広告主は予算を柔軟に管理でき、必要に応じて広告の表示回数やクリック数の制御が可能です。これにより、効果的な広告キャンペーンの運用ができます。
リスティング広告の最低出稿金額は、Googleリスティング広告では1,000円から、Yahoo!リスティング広告では1円からとなっています。

地域ターゲティング

リスティング広告は、特定の地域や場所に広告を表示する機能を提供しています。これにより、地域ターゲティングを活用して、店舗が所在する地域の生活圏内のユーザーに広告を表示させます。

3.PPC広告とは

PPCとはPay Per Clickの略で、インターネット上で広告主が広告がクリックされたときにのみ課金される形式のオンライン広告です。
つまり広告が何回表示されても、その広告がユーザーにクリックされることがなければ、広告費は0円ということになります。

主な形式には、検索エンジン広告やソーシャルメディア広告が含まれます。

PPC広告の特徴と種類

①クリックごとの支払い

PPC広告では、広告主は広告がクリックされるたびに課金されます。クリックが発生しない場合、広告主は支払いを行いません。

②予算管理

広告主は予算を設定し、その予算範囲内でクリック単位での広告表示が行われます。予算を超えたクリックが発生すると、広告は表示されなくなります。

③キーワードターゲティング

PPC広告は通常、特定のキーワードや検索クエリに基づいて表示されます。広告主は、どのキーワードに対して広告が表示されるかを設定できます。

④検索エンジン広告

PPC広告は主に検索エンジンの検索結果ページに表示されます。Google広告やYahoo!<広告などが代表的なプラットフォームです。

⑤ソーシャルメディア広告

PPC広告は検索エンジン広告だけでなく、ソーシャルメディアプラットフォーム（Facebook広告やInstagram広告など）でも利用されます。
 

PPC広告のメリット

PPC広告は、広告をクリックされた分だけ料金が発生します。そのため、効果がないのに費用だけかかったなどの事態は回避できるので、無駄なコストを抑える面では効率的な課金方法と言えます。

成果に基づく支払い

PPC広告では、広告主は広告がクリックされた場合にのみ課金されます。これにより、具体的な成果（クリック数）に基づいて広告費用を支払います。

柔軟な予算管理

広告主は予算を柔軟に設定し、クリック単位での課金をコントロールできます。予算範囲内で広告が表示され、予算を超えて表示が行われないため、広告費の予測や管理が容易です。
またPPC広告には最低出稿金額の設定はなく、1円から出稿できます。PPC広告の費用相場は、月間で20万円から50万円程度です。

ターゲットを絞った広告配信

<PPC広告は特定のキーワードや検索クエリに基づいて表示されるため、ユーザーの検索意図に直接的にリンクした広告を提供できます。

迅速な広告配信

PPC広告は広告を作成して承認されれば、ほぼ即座に広告配信がスタートされます。
基本的に、ほとんどの広告プラットフォームでは24時間以内に審査が完了します。

データ分析と改善ができる

>PPC広告プラットフォームのほとんどでは、通常、詳細なデータ分析とレポート機能を提供しています。
最近ではAI機能が発達しているので、設定によっては自動で広告戦略を最適化することもできます。

広告の柔軟な変更ができる

PPC広告はいつでも修正や変更が可能です。キーワードの追加や削除、広告のテキストや画像の変更など、広告主はキャンペーンの進行に合わせて柔軟に調整できます。

地域や年齢のターゲティングができる

PPC広告は、特定の地域や場所、年齢層に広告を表示する機能を提供しています。ターゲティング機能を活用して、店舗が所在する地域の生活圏内のユーザーやターゲットの年齢層に向けて広告を表示させます。

4.まとめ

2019年には、TV広告の出稿料を抜き首位となったWEB広告。

リスティング広告は代表的なWEB広告で、低予算から始められるので、興味がある方はチャレンジしやすいのが魅力です。

プロの広告業者に頼むと手数料が発生しますが、自身の手間が省け、ノウハウを持っているので成果につながりやすいでしょう。
まずは手数料をかけずに少額から始めたい。といった方はご自身で広告出稿をすることも可能です。

各広告プラットフォームには無料サポート窓口もあり、設定方法など丁寧に教えてくれるので、活用するのもおすすめです！

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監修：コアラボ編集部

この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。