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圧トレ「ブースター」が切り開く子どもの成長サポートの新たな可能性

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圧トレ「ブースター」が切り開く子どもの成長サポートの新たな可能性

小倉義人先生に聞く、現場から見えた成果とこれから

――「子どもたちの可能性を少しでも広げたい」

インタビューの中で繰り返し語られたこの言葉からは、小倉義人先生の誠実な人柄と強い使命感がにじみ出ていました。
25年以上にわたり芸能界の著名人をはじめ、日本を代表するトップアスリートなど幅広く指導してきた先生が取り組む、成長期の子ども達を対象とした新たな試み。それが圧トレマシン「ブースター」を活用した「JAD(ジュニアアスリート能力開発)プログラム」です。


本記事では、導入の背景や実際の成果、そして今後の展望について、じっくりお話を伺いました。

子どもたちと歩んできたトレーナー人生


―― 先生はこれまでどのような活動をされてきたのでしょうか。子どもの成長や運動指導に関わるきっかけもお聞かせください。

小倉:もともとは整骨院の修行を経て、パーソナルトレーナーとして活動を始めました。1990年代半ばの頃、日本にはまだ「パーソナルトレーナー」という概念すらなく、施設に属さないトレーナーなんて怪しい」と訝しがられるような時代でした。
でもアメリカではすでにパーソナルトレーナーによる指導は確立されており、僕もケビン・山崎氏から学生時代に直接学んだ影響が大きかったです。

実は、学生時代から子どもへの運動指導にも興味があり、専門学校では「幼児体育」や「ジュニア指導」も専攻しました。園児に運動指導を行ったり、小学生の校外学習の引率をしたり。空手道場で子どもたちの指導もしていました。

―― 昔から子どもたちとの関わりがあったんですね。

小倉:そうですね。僕自身、子どもと関わるのが好きだったんです。空手の指導員として小学生を教える機会は多かったですし、プロ選手として活動していたキックボクシングの現役時代も、ジムで子どもたちと関わってきました。大阪を拠点にしながら、他府県の道場まで指導に行くこともよくありましたね。

―― 子どもの成長をサポートする視点は、当時からお持ちだったんですね。

小倉:当時から「ジュニア世代が注目される時代は必ず来る」と思っていました。
実際、僕は20数年前から芸能事務所から依頼を受けて、タレントやグラビアアイドルの体型管理を担当しながら、並行して様々なスポーツ選手の指導やケアを行ってきました。
だからこそ、根本にあたる育成年代からの成長サポートの重要性を強く感じるようになったんです。

MUSASHI CUPの様子

子どもの成長に寄り添う現場から


―― 現在、先生のもとに通う子どもたちや保護者の方は、どんな悩みや課題を持っていることが多いのでしょうか?

小倉:指導の現場で感じていたのは、才能があっても「怪我」や「体格差」でチャンスを逃す子が多いということです。特にサッカーでは体格差が競技力に直結することも多く、小学生の頃は「天才」と呼ばれていたような子が中学以降、体格などフィジカル能力の差で影を潜めてしまうケースも多々あります。
ここ10年ほどで「怪我の予防・早期回復」だけではなく、「子どもの身長は伸ばせますか?」といった保護者からの「成長不全」に関する相談が一気に増えました。その背景には、近年の日本のスポーツ競技全体でフィジカルを重視する傾向にあることや、そのことでオーバーワークになる選手が育成年代にも増えたことが影響していると思います。


―― 確かに、体格は競技力に直結しますよね。

小倉:そうなんです。例えば大谷翔平選手のように身長193cmの体格は、日本人として規格外ですが、だからこそ世界でも戦える。逆に、階級制のないサッカーや野球では、体の大きさがどうしてもアドバンテージになります。

だからこそ、保護者の「怪我を防ぎたい」「成長を促したい」という願いは非常に強い。僕自身も経験や研究を重ねながら、相談に来られた方にはできる限りのアドバイスをしてきました。現場で保護者の生の声を直接聞けたことは、僕にとって大きな学びになっています。

ブースターとの出会い


―― 現在は「ブースター」をご活用されていますが、導入のきっかけを教えていただけますか?

小倉:成長ホルモンの分泌促進に加圧系トレーニングが効果的だということは以前から知っていました。ただ、昔は安全性や効果について賛否があり、導入には慎重にならざるを得なかったんです。

ところが近年、論文や研究が急速に進み、科学的根拠が蓄積されてきました。そんな中で「ブースター」の話を聞きました。医学博士が開発に関わっていて、機械が自動で圧を管理してくれる。トレーナーの技量による差が出にくく、安全性も高いと感じました。

僕のトレーニング理論は「体幹からの身体操作」を重視するスタイルです。そこに「ブースター」をうまく活用できるなら、面白い結果が出るかもしれない。そう考えて取り入れてみたいと思ったんです。

プロ選手・我が子で実証した驚きの回復スピード


―― 実際にブースターを使ってみて、どんな成果がありましたか?

小倉:成長ホルモンはコラーゲン合成を促し、骨や靭帯・腱などの回復にも効果が期待できます。特に印象的だったのは、僕が専属でサポートしているプロ野球の大谷輝龍投手の事例です。彼は2025年春にトミー・ジョン手術を受け、その後ブースターを取り入れたリハビリを行いました。「こんな回復の早い選手は見たことない!」と担当医も驚くほどの早い回復を見せています。

また、僕の息子が腰椎の疲労骨折をしたときもブースターを試しました。通常なら復帰まで3か月~半年程かかるところ、2か月で完全復帰。担当医が「正直、骨癒合の可能性は半々でしたが、骨折部位がわからないほど治癒している」と驚くほどでした。もちろん「JADプログラム」による栄養やケアも含めた総合的な取り組みですが、成長ホルモンの分泌を促すというブースターの効果は無視できないと実感しています。親として常に側にいて、これほどの変化を目の当たりにしたことは大きな確信につながりました。

ブースターの事例:大谷輝龍投手

子どもの体幹力を引き出すトレーニング


―― ブースターを使うことで、従来の加圧との違いはありますか?

小倉:加圧系は一般的に腕や脚など”四肢のみに負荷をかける”イメージが強いですが、実はやり方次第なんです。ブースターを使うと腕や脚の可動が制限される分、体幹に頼らざるを得ない状況が作れます。だからこそ、僕が重視する「体幹主導」のトレーニング法と非常に相性がいい。この方法であれば、従来の「四肢しか鍛えられない」という加圧系のイメージを覆すことができます。

例えば、走る動作における「腕振り」一つでも、腕だけではなく体幹部の大胸筋や広背筋を含めた全身の連動が必要になります。その結果、走力アップや怪我の予防にもつながる。さらに、加圧すると筋肉への物理的刺激が減らせるので、プロアスリートはもちろん、子どもでも安心して日常的に取り入れられます。

ブースターの事例:子ども

成長不全へのアプローチにも期待


―― 先生が注目されている「低身長」への活用についても教えてください。

小倉:子どもの低身長は栄養、ケア不足、オーバーワーク、関節の可動不全など、さまざまな要因が絡み合っています。その中で特に欠かせないのが運動に起因する「成長ホルモン」です。
ただし、怪我するほど運動量が多い子もいれば、逆に運動不足などで成長ホルモンの分泌が促されにくい子もいる。そこでブースターを使えば、筋肉への物理的刺激を抑えつつ、低負荷でも通常のトレーニング以上に乳酸を効率的に出し、成長ホルモンの分泌を高められる。オーバーワーク気味の子どもにはリカバリーにも使えるので、これは身長促進や健全な発育を考える上で大きな武器になると感じています。

指導者や保護者と共に歩む育成プログラム


―― 今後の展望についてお聞かせください。

小倉:僕の提供する「JDA(ジュニアアスリート能力開発)プログラム」は、運動・栄養・ケアの3本柱です。そして子ども、指導者、保護者が「三者共進」で取り組むことが大切です。
習い事の多くは「子どもが頑張る、親は見守るだけ」になりがちですが、実際には親ができることもたくさんあります。栄養のサポート、ストレッチなどのケア等、家庭での関わりが成長に直結します。僕らはそのための情報と場を提供するのが使命だと考えています。

これまではアスリートを中心に取り組んできましたが、今後は運動していない子どもたちにも広げていく予定です。子どもたちの「健全で安全な成長」を支えるために、ブースターは欠かせない存在になると思っています。

今後は、整骨院やトレーナー、運動指導者など、身体作りに関わるような方々が学べるプログラムとして提供していきたいですね。

指導者や保護者と共に歩む育成プログラム

まとめ

プロ選手の復帰サポートから、子どもの成長促進や怪我の回復、さらには身長不安へのアプローチまで――。
小倉義人先生の現場での取り組みは、ブースターの可能性を大きく広げています。

「僕はただ、子どもたちが健全に、そして可能性を信じて成長できる環境をつくりたいんです。」

その誠実な言葉の一つひとつからは、子どもたちの未来に向き合い続ける指導者としての覚悟が伝わってきました。

小倉義人

小倉 義人(おぐら よしと)

整骨院での臨床経験を経て、1990年代半ばより日本におけるパーソナルトレーニングの黎明期から活動。格闘技競技者としての実績を持ちながら、アスリートや芸能分野のクライアントに対するフィジカルコンディショニングを多数担当。近年は子どもの成長サポートや怪我予防に力を入れ、保護者からの信頼も厚い。

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