痩身機器の導入には費用がかかるため、購入に至るまで慎重になるサロンオーナー様がほとんどではないでしょうか。
一般的にサロン様の痩身機器の購入方法には、現金一括やリースといった購入方法がありますが、最近は気軽に最新マシンを試せることからレンタルも人気を集めています。
今回は、痩身機器レンタルのメリットやデメリット、レンタル契約、現金購入、リース契約それぞれの特徴について解説します。
1.痩身機器のレンタルはどんなサロンにおすすめ?
痩身機器のレンタルはこんなサロン様におすすめ
- 購入前に機器をしっかり吟味したい
- 新しい機器が出たら買い替えたい
- 繁忙期だけ機器を増やしたい
- 試験的に機器を使ってみたい
- ローンやクレジット審査が通るか不安
高額な痩身機器をリスクなく、低コストで導入できるのが「レンタル契約」です。
初めて使う痩身機器の導入に不安がある場合や、繁忙期だけ機器を追加した場合など、短期間・試験的に導入するならレンタル契約がおすすめです。
3か月~レンタル契約を行っているメーカーが多いようです。
契約形態 | 機器取扱業者の在庫から賃貸借契約 |
期間 | 短期間から可能 |
機器の所有権 | 機器取扱業者 |
税務・会計処理 | 固定資産税はレンタル会社負担、賃借料として全額損金算入できる |
支払い額の計算方法 | レンタル料金は期間にかかわらず一定(月額) 初月のみ契約料が発生する場合もある |
メンテナンス | 保険料やメンテナンス費用は機器取扱業者が負担、故障時は代替機が提供される(業者により異なる) |
途中解約 | 可能 |
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2.痩身機器レンタルのメリット
- 高額な痩身機器でも低コストで使える
- いつでもやめやれる
- さまざまな機器を試せる
- スペースの節約ができる
- 新しいトレンドを追える
- 財務諸表の経費科目になり負債にならない
- 固定資産税がかからない
- 減価償却が不要で事務手続きが簡素化される
低コスト、省スペース
痩身機器を購入するよりも、レンタルの方が初期費用を抑えることができます。
特に、特定の機器を試してみたい場合や、一時的に利用する場合には、レンタルが経済的な選択となります。
また、痩身機器は一般的に大きく、十分なスペースを確保することが難しい場合があります。レンタルであれば繁忙期など必要なときだけ利用することも可能です。
さまざまな機器を試せる
レンタルを利用することで、さまざまな種類の痩身機器を試すことができます。各機器には異なるメカニズムや技術があり、サロン様のコンセプトに合った機器を見つけるためにレンタルを活用するのも良いでしょう。
また、美容や健康の分野では新しい機器やテクノロジーが頻繁に登場します。レンタルを利用することで、最新のトレンドに追従し、新しいアプローチや効果的な方法を体験できます。
3.痩身機器レンタルのデメリット
- 長期的にレンタルすると割高になる
- 利用期間に制限がある
- 新品がレンタルできるとは限らない
- 選べる機器が限られている
長期的なレンタルは不都合になる場合がある
レンタル料金は毎月発生するため、継続的なコストがかかります。一方で、機器を購入すれば初期投資が大きいものの、長期的には所有コストが低くなる可能性があります。
レンタル契約には通常、制限された利用期間があります。機器を長期間利用したい場合には、制限が不都合になる可能性があります。
レンタル契約には、通常、返却やキャンセルに関する条件があります。手続きが複雑である場合や、予期せぬ理由で解約が必要な場合には、手間や費用がかかる可能性があります。
使用済み機器の可能性がある
レンタル機器は他の多くの人が使用した可能性があります。新品ではない可能性があり、故障のリスクが高まることがあります。故障時の対応などを契約前にしっかりと確認する必要があります。
また、対象となるレンタル機器の種類が少ないメーカーもありますので、どのメーカーがどの痩身機器をレンタルしているのか下調べが必要です。
これらのデメリットを踏まえつつ、痩身機器のレンタルを検討する際には、サロン様の運営状況や目的に最も合った選択をすることが重要です。
4.現金購入とリース契約の特徴
1.現金購入
現金一括で購入の場合、一回の支払いで済むため、金利がかかりません。
所有権はサロン様にあるため、痩身機器が不要になった場合には、売却も自由にできるのがメリットとして挙げられます。
レンタル契約やリース契約と違い、毎年の固定資産税や動産保険料が発生します。
現金購入のメリット
- 金利がない
- 自由に売却可能
- 所有権がある
現金購入のデメリット
- まとまった資金が必要
- 固定資産税がかかる
- 初期費用が高額
2.リース契約
リース契約とは、サロン様が設備投資をする際に、その物件を購入するのではなく、リース会社から長期間借りて利用する契約です。
痩身機器の導入時にリース契約を選ぶサロン様は多いです。
痩身機器の所有者がリース会社になることにより、サロン様側は減価償却が不要で、事務手続きが簡素化されるといったメリットがあります。
リース契約の期間は3~7年程度で、初期費用の負担が少なく、金利変動の影響を受けないので、費用を一定に保てるのも魅力です。
ただし、契約満了後はリース会社に返却するか、再契約によるリースの延長を行うことになります。
再リース料は一般に、1年契約で年額基本リース料の12分の1程度と割安になるものの、痩身機器のコンディションやメンテナンスの必要度によっても条件が変わるため、継続する際には慎重に検討するようにしましょう。
そして、リース契約は基本的に中途解約ができません。中途解約を希望する場合には解約金が発生する場合があります。
リース契約のメリット
- 導入時にまとまった資金が不要
- 経費計上できる
- 固定資産税がかからない
リース契約のデメリット
- 契約期間中は解約ができない
- 現金購入より総額が高くなる
- 所有権がない
- 契約に審査が必要
5.まとめ
サロン様にとって痩身機器は高額な設備投資となるため、機器を導入することでの見込める利益、費用を回収できる期間を計算したうえで、契約方法を検討することをおすすめいたします。
契約によって異なる税金や保険料、メンテナンス料の有無などのチェックも忘れてはいけません。
監修:コアラボ編集部
この記事は、整骨院・サロン向けのトレーニング機器を販売する株式会社モン・スターズのコアラボ編集部が監修しており、わかりやすく役に立つ記事を目指しています。